
ノート作りなんて手間で遠回りだと思われるかもしれませんが、少ない時間で自分を客観的に分析するためには最も効率的な勉強法の一つです。
「勉強の仕方が分からない」保護者の方からよく相談を受ける内容です。 でも答えは自分自身持っているはずなのです。
スポーツを例にして考えて見ましょう。テニスでサーブが苦手だったときあなたはどうしますか?
まずは何故できないのか考えませんか、そして出来る様になるためにトスの位置、ラケットの振り上げ方、足の向きなど自分で考え工夫しませんか、そしてひたすら繰り返しませんか。
実は勉強も考え方が同じで、正しい勉強とは
- 何故間違えたのか間違えた原因を追究する
- 次にどうすればいいのか対策を考える
- 類題を解き対策を実行してみる
- 答え合わせをして、正解ならOK、不正解なら再度対策を考える
しかしながら、成績が伸び悩む生徒は間違えたら「ただ正解を書き写すだけ」「答えを丸暗記するだけ」「計算ミス等をケアレスミスと判断して次は出来ると思い込む」
だからせっかく勉強しても、完全に理解していないから同じ間違いを繰り返すのです。
好きな事であれば当たり前のことが、勉強となると途端にできなくなります。 それを直す効果的な方法はノートの取り方を変えることです。
ACTではただ答えを書くのではなく、上記の内容をノートに記入して自分の悪さを目に見えるようにすることで、客観的に自分を見つめなおせるので気を付けて問題を解く習慣が出来てケアレスミスが減ってきます。

間違いのパターンを把握しよう
成績の上がる生徒ほどノートの取り方がキレイなのも特徴です。
間違いには
- 解けたと思ったけど間違えていた
- 解けそうだけど解けない
- 全く分からない
の3種類があり全て対応が違ってきます。
①や②の解けたと思ったけど間違えていた問題や解けそうだけど解けない問題は
- 解き方は適切だったか
- 字の大きさ、丁寧さ、スペースは十分だったか
- 文章をきちんと読んでいたか
- 図や表で具体的にイメージしたか
- 基本に戻って考えたか
③全く分からない場合は
- どの知識が足りなかったのか
- 解くためのきっかけは何か
ただ答えを書くのではなく、上記の内容をノートに記入して自分の悪さを目に見えるようにすることで、客観的に自分を見つめなおせるので気を付けて問題を解く習慣が出来てケアレスミスが減ってきます。